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がん5年生存率・病院選び 

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 がん5年生存率(全がん協発表)の意味
〜病院選び〜

 

 治療成績の正しい読み方

 

・病院別の生存率の差が決して治療の技術の差とイコールではない
(がんの進行度を表す1〜4期の各ステージの症例数によって生存率は大きく異なる)。

・全体の5年生存率が下回っていても、進行がん患者の症例数が多い病院の方が、治療能力が高く、先進医療にも挑戦しているケースが多いとも考えられる。

・どの病院が進行がん患者を積極的に受け入れているか
(地方病院に多い傾向(最後の砦)・・・地域の他病院からの紹介により、高齢で手術ができなかったり、他の合併症のある治療が難しい患者を多く抱えている)。

・肺がんの高生存率は早期発見の能力を示す・・・例えば、肺がんでも種類によって早期発見が難しかったり、予後が悪かったりしてどんな種類の肺がん患者を多く受け入れているかで生存率が変わる。

・手術率と症例数・・・例えば、生存率が高く、かつ手術率が低い病院は、放射線治療に強い可能性が高いといえる。
症例数が多い病院ほど、治療に関するデータは蓄積されているし、医師の経験も豊富といえる。それだけの患者を迎え入れる設備と医師・スタッフがいる証明でもある。

がんの進行の程度:
1期・・・がんが体の一部に限定されている
2期・・・リンパ節への転移がある
3期・・・隣接する臓器組織内で増殖している
4期・・・離れた臓器に転移している状態。

 
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